徳間ジャパン
徳間ジャパンコミュニケーションズのホームページ
- トップ >
- J-POP >
- 人間椅子 >
- ディスコグラフィー | 人間椅子 >
- 此岸礼讃
人間椅子
此岸礼讃
2011/08/03 発売
現実とは偉大な学び舎です。
僕たちは様々のことを学ぶために、この世に生まれてきました。
人間椅子20枚目の(含ベスト盤)、記念すべきアルバム!
今、世界が変わろうとしているように思います。
それは本当の21世紀、新しい価値観へ突き進んでいっているかのようです。
昨日までは予想すらつかなかったような試練や困難が、日々立ちはだかってくる中において、何がしかの意識の変容を感じている人も少なからずいるはずです。時代の変動にあたってアーティストがするべきことは、自分の言葉で、自分なりの価値観、世界観を、誠実に作品として発表するということに尽きます。
誰もが自分のするべきことを持っており、そのことを促すためにも。
壮大に過ぎるかもしれませんが、僕は、僕たちとしては、21世紀のロックサウンドを形作っていきたいです。
20世紀半ば頃に生まれたロックミュージックに敬意を表しつつ、踏襲しながらもさらに解体、斬新な手法を加えて、ロックが本来持っている自由な精神の発露を、より明確に していきたいと思っています。
今回の楽曲には、いろいろな要素があります。
先達へのリスペクトという点では、かなり成功しているように思います。
またロックでは敬遠されがちな、あるいは試みられなかったような大胆な転調や、奇抜なコード進行なども取り入れてあります。もちろん、今までの自分たちのサウ ンドに則ったうえです。
ご期待頂きたく宜しくお願い致します。
(和嶋慎治)
和嶋慎治 (ギター・ボーカル)
鈴木研一 (ベース・ボーカル)
ナカジマノブ (ドラム・ボーカル)
1987年
もともと高校の同級生であったギターの和嶋慎治と、ベースの鈴木研一によりこの頃結成。コンセプトは、当時よくコピーしていたBLACK SABBATHなどの70年代ブリティッシュ・ハード・ロックのサウンドに、あえて日本語の歌詞を載せるというもの。バンド名は、江戸川乱歩の小説からとった。ドラマーは流動的であったが、鈴木の大学の先輩の友人であった上館徳芳(北海道出身)で固まる。メンバー2人の出身地である津軽地方の方言を取り入れたり、津軽三味線の奏法を導入したりと、既にこの頃基本的サウンドも出来上がる。
1989年
TBSテレビ系列の「平成名物TVイカすバンド天国」に出演。演奏もさることながら、鈴木のネズミ男に扮した奇抜な衣装が評判を呼ぶ。
1990年7月
メルダックより「人間失格」でメジャー・デビューを果たす。
1992年
この年発表の「黄金の夜明け」を限りに、上館徳芳が脱退。
1993年
「羅生門」発表。後藤マスヒロがサポート・メンバーとして参加。
1995年
インディーズ・レーベルであるフライハイトより、「踊る一寸法師」を発表、ドラマーは土屋巌となる。
1996年
月刊アフタヌーンに好評連載中の漫画「無限の住人」のイメージ・アルバムが、ポニー・キャニオンよりシングルともども発売される。 このアルバムのツアー前に、土屋巌が脱退。正式メンバーとして、後藤マスヒロが再加入することになる。
1998年
2月、トライクルより通算7枚目にあたる「頽廃芸術展」を発表。録音は、メンバー2人の地元である青森県弘前市のライブハウス、Mag-Netと亀ハウスで行われた。7月、メルダックより旧譜4枚が揃って再発、これを機に再びメルダックと契約を交わす。
2003年
11枚目のオリジナルアルバム、「修羅囃子」発表。
12月、渋谷O-Westでのライブを最後に、後藤マスヒロが脱退。
2004年6月
ドミンゴス等で活躍中のナカジマノブが、新ドラマーとして加わる。9月、オリジナルアルバム「三悪道中膝栗毛」発表。精力的にライブ展開。
2006年2月、オリジナルアルバム「瘋痴狂」発表。
2007年8月、オリジナルアルバム「真夏の夜の夢」発表。
2008年
年頭から精力的にライブ展開。全国ツアーも大盛況のうちに終了(ツアーファイナル、3/16@O-WEST)。12月14日~19日、東名阪の3カ所ワンマンツアー。
2009年
デビュー20周年にあたるこの年、1月21日に「人間椅子傑作選~20周年記念ベスト盤」をリリース。11月、15枚目にあたるオリジナルアルバム「未来浪漫派」発表。
2010年
4月12日~15日、東名阪ワンマンツアー。
人間椅子オフィシャルサイト
http://ningen-isu.com/